スパイスだけじゃない、味わい深さ

GW間近です、行楽シーズン到来ですね。急な降雨もあれば、夏日もやってくる。初夏の気温と陽ざしの中、事務所近くのインド料理店までランチに行きました。閑静な住宅街にポツンとあり、住居一階を店舗に改装したのでしょうね、入り口が引き戸なんです。引き戸から一歩入ると、本場インド人のスタッフがお出迎え。うわ、なんだろう、この突然の異国感…。

インド料理店、それは異文化の地

「いらっしゃいませ、お好きなお席にどうぞ」。すごく日本語が達者!店内には、インドの装飾品がかわいく飾られ、カーペットが敷かれた小上がりの席もありました。メニューを見ると、お子様メニューもあり、ファミリーの利用をちゃんと考えられているんですね。で、とにかく目に入るのが、壁一面のPOP。そう、インド料理だから、どんなメニューか説明が必要ですもんね、でも見渡すかぎり、POP、POP…この量、すごすぎる…。

今回、お店の細かい描写が多いな~と感じている方、正解です(笑)。インド料理店、もうそれは異文化の地。お店の外観やインテリア、メニューにPOP、スタッフも、すべてが発見の連続なのです。

ラ、ランチメニューが多すぎる…

ランチメニューを開いて、メニューが多すぎる!ナンとカレーのシンプルな「クイックランチ」950円、その次が「レディースランチ」。え、さらにスープ、サラダ、デザート、ドリンクも付いて1,150円?その次の「おもてなしセット」はチキンも付いて、価格はレディースランチとほぼ変わらない、、。う~ん、この店のサービス精神すごすぎる。午後の作業を考えて、そんなに満腹になり過ぎないよう、クイックランチにしました。

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ナンが大きい、モチモチ!そして、クセがないカレー

注文すると、パンパンパンと生地を打つ音が聞こえてきます。しばし待つと、ランチが運ばれてきました。早い!そして、このナンのボリューム見てください、大きい~。手に取るとフカフカ~。以前、インド料理店を取材した際、ナンを焼くところを見せてもらいましたが、そのお店では、のばした生地を窯の側面に張り付けて焼いていました。タンドール窯って、すごく高温で、スピーディーに調理できるんですね。食べるとモチモチで香ばしくて、ナンだけで一枚食べられそう。

カレーはチキンカレーにしました。ひと口食べると、スパイスの風味が口の中でパッと香る。でもやさしい味わい。壁に貼られたPOPに、”クセがないカレー”と書かれていましたが、その通り、味が重くなく、野菜やチキン、スパイスの旨味がやさしく溶け合ってるんです。ルーの中にはゴロッと大きめのチキンが入っていて、ホロホロとやわらかく、食べ応えもたっぷり。実は、私がお店に入る前に、ご高齢の女性がクイックランチを食べていらっしゃって、ご高齢の方にも、それから子どもにも、ここのカレーはやさしいのだろうなと思いました。

この大きなナンも、みるみる完食。これなら、レディースランチでも良かったかな~。うん、また来よう、通いたくなるお店でした。